2020/06/05 13:48

人々が何を求めているのか、そして何が必要なのかを知るための最良の方法は、彼らに尋ねることではない。彼らを深く理解することなのだ。”
Niels Diffrient – ニールズ・ディフリエント

1998年からHumanscaleとのパートナーシップが始まり、Freedomチェアの開発がスタート。
“人々がどのように生活し、働き、そして彼らの環境と相互作用するかについて、深い理解を通して人的要因に焦点を合わせデザインし、また、製品が環境に与える影響について一貫して検討し、最も有用な結果を得るためには、デザインの材料やエネルギーの使用量を少なくする必要がある”と述べています。
彼のデザインしたワークチェアは、シンプルかつ機能的で、簡易な操作と軽量であることが特徴です。


Freedomチェアは発売されると瞬く間に人気を博し、Gold and Top賞を含む合計24の賞を受賞。ニューヨークタイムズの取材では“多くのエルゴノミクスデザインのオフィスチェアは、座面の高さ、リクライニング、肘掛やヘッドレストの高さ調節等に、 あらゆるレバーやつまみがついている。でもほとんどの人がそれを毎回使用しない。 レバーやつまみがついているだけで、その椅子の問題点を露呈しているようなもの。 リクライニングするときに、自らレバー操作する必要があるのだろうか。 椅子の方が体重に合わせて調整すればいいし、肘掛の位置調整も片方ずつするより、一つ操作すれば両方整う方が使いやすい。”と述べています。
Freedomチェア、リバティチェアはスミソニアン・クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館(アメリカ)に殿堂入りしています。
また、「ミッションインポッシブルIII」「ミスター&ミセス・スミス」「マイインターン」等、多数の映画テレビ番組のヒット作で使用されています。オバマ元アメリカ大統領やキャメロン元イギリス首相をはじめとする著名人が愛用者しています。

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